Letter Sealing(レターシーリング機能)

LINEのトークの内容を暗号化するレターシーリング機能について解説しています。

Letter Sealing(レターシーリング機能)は高度な暗号化システムです。
レターシーリングの暗号化は「End-to-end（E2EE：エンドートゥーエンド）」と呼ばれるもので、トークなどのデータはLINEのサーバ上ではなく、トークをおこなうユーザーそれぞれの端末で暗号化されます。
送信するユーザーのもとでデータが暗号化されるため、送信元の端末から途中のLINEサーバにおいても暗号化が継続し、相手の受信先の端末に至って初めて復元されます。
これにより、送信側と受信側のユーザーにしかメッセージの内容を見ることができなくなっています。
仮にLINEサーバに不正にアクセスする者がいたとしても、ユーザーのメッセージを解読して流出させるといったことは技術的に困難です。
レターシーリング機能の対象となっているのは、現在のところ、1対1トーク、グループのトーク、複数人でのトーク、無料通話です。今後はさらに対象の範囲を広げて行く予定となっています。

参考：ヘルプセンター | LINE

Letter Sealingが適用されているのかトークルームから確認できます。Letter Sealingはデフォルトの設定でオンになっています。
ただし、Letter Sealing(レターシーリング機能)は自分だけではなく、のでご注意ください。

トークルームのを押してください。
画面下部にLetter Sealing(レターシーリング機能)が適用されている場合は「このトークルームではLetter sealingが適用されています。」と表示されます。

トークメニュー画面下部に何も表示されていない場合はLetter Sealing(レターシーリング機能)がオフです。
セキュリティーに不安な場合はLetter Sealing(レターシーリング機能)設定方法をご確認の上、設定をオンにしましょう。

を押すと暗号化キーの詳細が確認でき、トークのセキュリティを確認するためのキーフィンガープリントが確認できます。
トーク相手と表示されるものが一致していれば、トーク内容は安全にセキュリティーされています。

友だちの暗号化キー画面と自分の暗号化キー画面が同一なので、トーク内容は安全です。ただし、お互いがレターシーリング機能をONにしていないと適用されませんのでご注意ください。

PC版LINEでももちろんLetter Sealing(レターシーリング機能)が適用されます。Letter Sealing(レターシーリング機能)の設定(オン/オフ)はスマホでしか出来ませんのでご注意ください。

Letter Sealingは最初の段階で自動的に利用できるようになっています。設定が変更されていないか一度確認しましょう。

を押して、ページ上部の押してください。

からを選択してください。

からをにしてください。

2023年11月現在、Letter Sealing(レターシーリング機能)はオフにできなくなっています。
オフに使用とすると「セキュリティ保護を強化するため、この設定はオフにできません。」とエラーメッセージが表示されます。
以前にLetter Sealingをオフに設定した人は、オンにすることができますが、一度オンに設定するとオフにできなくなります。

Letter Sealing(レターシーリング機能)は暗号化キー仕様していますが、機種変更すると暗号化キーが変わります。
暗号化キーが変わると問題なのは、Letter Sealing(レターシーリング機能)がオンの状態でトークルームに未読のメッセージがあると読めなくなることです。
通常のやりとりはは暗号化キーが変更されてもメッセージに影響はありませんが、機種変更前の未読メッセージだけはNGです。
機種変更する前は未読メッセージを残さないようにするか、Letter Sealing(レターシーリング機能)をオフにしてください。